楪としての形体

家具工房楪としてどのようなものを創作していくかまだ詳細は曖昧な部分もあるのですが、前職までの経験で自分が明らかに表現したい部分があります。それはその材木の持つ固有の木目、3次元の曲面です。その2つを絡めると板状の木目よりもうねりや奥行があってより優雅な木目が現れます。例えば板状のものから椅子の座面として深く削りこんでいくだけでもまた板状の時よりのびやかな木目になりそれだけで優雅な雰囲気が感じ取れます。特に日本人は木の木目、素性にも愛着を持つ文化が古くからあるので、外形的な曲面とそのなかの木目も愉しめるような作品を心掛けたいと思います。