今年の秋は展示会は大川木工まつりのみだったのでブログで新作を紹介しています。
この「170カウチ」はリビングでソファと同じように使って頂けるように制作しました。ベンチというよりカウチとネーミングしたのは身体を伸ばして横になれることを前提に寸法設計してるから。足を伸ばせるように敢えて片肘だけにしています。ソファと比べると木の椅子は硬い感触ですがそこは臀部、背骨にポイントでクッションを置けば柔らかさを補えます。木の椅子である長所は何より脚回り等の構造の軽快さによる部屋空間におよぼすの美しさが魅力といえます。デザインのポイントは背筋に添うラインを表したした背柱。(画像左、中)手作業で成形しているので時間が随分取られるのですが並んだ時の美しさを想像し狭い間隔で多めの本数を入れました。
前回のリビングテーブル同様、明るめの漆で仕上げています。
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